リウマチは妊娠に影響
関節リウマチは妊娠に影響するのでしょうか?
関節リウマチによる妊娠・出産(哺乳類が子宮から胎児を出すことをいいます)への影響はありませんので、普通に妊娠して出産できるでしょう。とはいえ、妊娠すれば、一時的に体重(とにかく、毎日朝晩二回測ることで、太りすぎを防いだり、ダイエットにも繋がるといわれています)が増えることがほとんどですよね。それに、お腹の中の赤ちゃん(昔から、「子供は三歳までのかわいさで一生分の親孝行をする」なんていわれます。赤ちゃんのうちから、なるべくたくさんの写真や映像を残しておきたいものですね)が大きくなるにつれて、体を反らせた体勢をとらなければ体のバランスが保てなくなりますから、通常より下半身に負担がかかります。
特に下半身の関節には、かなりの負担がかかるでしょう。
しかも、妊娠期間中は胎児に影響してしまう恐れがあるため、関節リウマチ(自覚しているよりも症状の悪化が早く起こるため、速やかに病院にいく必要があります)の内服薬(飲み薬のことをいいます。一緒に飲むものや食べるものによっては、体に良くない影響を与えてしまうこともあるので注意が必要です)を利用することができないでしょう。
ただ、一般的に妊娠期間中にはリウマチ(末期になると日常生活もままならず、介護が必要になります)の進行が鈍ると言われているため、特別な症状がなければステロイド薬などで対応が可能なケースが多いようです。
また、出産(お産が軽いか重いかには個人差があり、親子や姉妹でも畭なります)後は赤ちゃん(赤子や赤ん坊なんて呼び方もしますね。生まれたねかりの子供のことをいいます)を抱いたりして関節に負担を掛けてることが増えますから、育児をフォローする家族の体勢も必要になります。いずれにしても、関節リュウマチの進行度などによっても変わってきますから、医師や家族とよく相談した方がいいかもしれません。